蒼と黒の神話 −川崎蹴球浪漫譚−

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help リーダーに追加 RSS 限界を越えるための通過儀礼@埼玉スタジアム2002「天皇杯準々決勝VS浦和レッズ戦」

<<   作成日時 : 2005/12/24 21:22   >>

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 リベンジをかけて埼玉スタジアムに乗り込んだ川崎フロンターレ。しかし浦和レッズに2−0と完封負けを喫した。

 まさに完敗。

 やはりサンタクロースは青よりも赤をお好みだったようであるが、それにしても悔しい敗戦だ。

 この敗戦により相馬はスパイクを脱ぐ事になった。

 相馬直樹という偉大な選手の引退に花を添えられなかった事は非常に残念である。

 相馬のチャントに深々と頭を下げる相馬の姿はいつまでも忘れない。

・不安要素爆発。
 前半10分が少したったところだというのにイエローカードが2枚。森のラフプレーとフッキのシュミレーションによるもの。

 先日、アンフェアなプレーの罰として60万円の罰金が科せられたと言うのにいきなりこれでは見ているこちらは心配になった。しかし、それが前半のうちに2枚目のイエローカードによる退場で現実になってしまうとは思いたくなかった。

 確かに森は奮闘していたけれど攻撃時にフリースペースへ抜ける動きが少なく守備に追われリーグ時の長橋以上に三都主に振り回されている印象を受けた。

 これで思い切りゲームプランと均衡が崩れ一気に浦和への風が吹いた。それまでは左サイドを中心に攻め込み一進一退の攻防を繰り広げていただけに残念でならない。

 守備能力も勘案すると長橋がやはりファーストチョイスになるんだなと感じた。

・今日の浦和ならと思ったのに・・・。
 今日の浦和なら正直、行けるかもしれないと思った。ブッフバルトの言うとおりクロスを入れても中にマリッチしか入ってこないケースが多かった。

 それであれば川崎の3バックと相澤は空中戦では強いので弾き返してしまえるし、こぼれ球を押し込まれる前にクリアしてしまえる。

 そこからカウンターをかけて点を取りたいところだった。30分まではビルドアップとカウンターを使い分けて攻撃して行った。

 もちろん決定的なチャンスをマリッチが外してくれた事もあったが、それ以外で怖かったのは長谷部のシュートくらいだった。

 ただ来年からはマリッチの代わりにワシントンが入るのであんなに外してくれるとは思えない。

 もっとも川崎のサイド攻撃も中の枚数が少なかったのだが。

・それでも厳しい相手に変わりなし。 
 浦和DF陣はスピードのある川崎攻撃陣に対して、しっかり守りボランチと連動してラインを狭め、コースを限定してスピードを封殺した。

 リトリートして守り、裏のスペースは90分を通じてほとんど無かった。最後はシュートで終わるものの遠目からのミドルシュートばかり。

 その証拠に今日ボックス内でシュートを撃てたのは一番、最後のロングボールに飛び出した中村憲剛のシュートだけではなかったか?

 クロスを入れても中には1人だった事もあったし、ファーに誰か詰めていればというシーンもあったのだけれども。

 こういう時の勝負を決めるセットプレーもこちらの選手は決してフリーにしてもらえなかった。また誰かをフリーにするような動きも無かったと思う。

 浦和のセットプレー時は逆にマリッチをフリーにしてしまい決められてしまった。ああいう選手をフリーすれば決めてくるのは必然だろう。

 もっともマリッチ自体がマークを外すのが上手いというのもあったし、こちらの人数が少なくて手が回らなかったという事もあるだろうけれど。

・来季のために。
 今日、非常に印象深いコメントがある。岡野のコメントだ。

 
(2点目の場面は)トミ(マリッチ)がニアにいたので、ホリ(堀之内)がフリーでいたのがわかった。そこに入れれば入ると思った。


 普段は闘莉王が走ってくるんだろうが、人が代わってもサードランニングに対して、このパターンならそこに誰がいるかというイメージが全員に共有されていたのだろうが、その形を全体を見られない短い時間で判断できるくらい、繰り返して体で覚えた習練の成果と言えよう。

 逆に川崎はそう言った動きは少ないように思える。

 何にせよ、もうカウンターとセットプレーだけでは限界が来たかなと感じた。

 就任以来、関塚監督が意識させている「繋ぐ」事。

 それは当たり前のことだけれども単にパスワークのみで崩すわけではなく、ジェフのように空いたスペースにフリーの選手が走りこむ事で崩すことも入っていると思う。

 川崎はさらなる高み、そして今後タイトルを目指すためにも来季への「堅守速攻」だけではなく「繋げる」サッカーを手に入れレベルアップをしっかりと果たさなければならないが、第6節名古屋戦で受けたJ1の洗礼のように今回の敗戦がさらなるレベルアップのための通過儀礼だと思いたい。
 
 来年こそは必ず浦和戦の勝利を!!

 そして青と黒の旋風が来年もJ1を席巻することを期待している。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
おっしゃるとおり、フロンターレには、まだまだ課題がありますね。個人的には、J1初年度を楽しませてくれたと思っています。来年はもっと上を目指してもらい、J1の上位争いチームとして頑張ってもらいましょう!
yatora
2005/12/25 09:10
こんばんは。
昨日は寒い中観戦ご苦労様でした。
川崎フロンターレの来シーズンの更なる飛躍を期待します。
FREE TIME
2005/12/25 22:24
>FREE TIME様
ありがとうございます。私も来年も川崎フロンターレが旋風を巻き起こしてくれるものと期待しております。
TAK
2005/12/26 00:45
おはようございます。トラックバックさせて頂きました。
カウンターとセットプレイに必要な選手がブラジル人ですので、彼らが欠けてしまった時のチーム状態が表れた内容だったと思います。
効果的補強が何人かない限り、来シーズンは間違いなく今シーズンよりもポイントが落ちますね。これでは、他チームに研究された2年目の難しさを克服することは出来ない。そんなことを教えてくれたゲームではないでしょうか。
ではでは。
H.Nishikawa
2005/12/26 05:36

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