蒼と黒の神話 −川崎蹴球浪漫譚−
ツトさんのしたい事。
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作成日時 : 2008/05/01 22:04
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監督交代して2試合、逆転勝利とは言え連勝と言うのは嬉しいし、内容自体も良くなってきたなと感じています。特に名古屋戦では首位チーム相手に攻められ続けても破れなかったのは素晴らしいです。
「関塚スタイルの継承」がキーワードですが印象的なのは菊地のアンカー起用でしょう。そこに込められた意図は「まずは守備から」の徹底だと思います。
アンカーを置く事で最終ラインを崩さず一番危険なバイタルエリアをケアしておりますが、引く時は彼の前にいるケンゴとタニのどちらが下がればダブルボランチのようになって一層、堅固ですし。
また高い位置からプレスをかけるのであればタニとケンゴのカバーを菊地がする事で出来るので二人が思い切りプレスに行く事が出来ますね。加えてタニが高い所にいるのでマギヌンがいた頃のように相手のパスの出所へプレスがかけやすくなりました。
サイドでの攻防でもボールを持たれた時はFW、センターハーフそしてアンカーの連動で囲い込み、突破されてもWBとストッパー、アンカーでボールを奪う事ができます。サイドでも彼のカバーが他の選手をプレスに行かせやすいと言えます。
つまりはチャレンジ&カバーの関係がしっかり出来てきたのでしょう。
攻撃時においては純粋なトップ下がいませんが守備的なタスクから開放されたタニがスペースに走りこみ、ポストからフィニッシュまで絡む事で攻撃力の維持が出来ると計算してるのではないかと思います。そういう意味では今年の、これからの浮沈はタニのゴール数も関わってくるでしょう。
個人的には関さんの頃より守備的に舵をきった印象がありますが、今年の最初を考えればイケイケ過ぎましたから、守備ブロックを作りやすい今の方が力の出しやすいバランスの所にあるのかもしれません。
関さんも勝ちきるために守備の重要性を説いていましたし、実際J1昇格の時は大宮ともどもJ2最少の失点でしたし、その後も攻め方よりも守り方の工夫が目立ったと思います。そして何より川崎のサッカーを語る際に良く言われたのが「堅守速攻」ですが監督交代と言う血を流して原点に再び戻ろうとしているのかもしれませんね。
今、関塚政権を振り返り思うのは「有能な監督の資質としては堅固な守備組織が作れる事」です。ツトさんが名監督の系譜に名を連ねるかどうかは、これから次第ですが初のメジャータイトル獲得監督が富士通サッカー部出身者と言うのも劇的と言えば劇的ですよね。
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