散骨 -俺の骨はスタジアムに撒いて欲しい。-

 ネットを見ていたらこんなニュースを拾いました。 

レアル・マドリーのファンの遺骨をサンティアゴ・ベルナベウ ・スタジアムに散布することはできない。日刊紙『エル・ムンド』によれば、レアル・マドリーは故人の最後の望みを叶えたいという、300人のファンの家族からの要求を拒否したとのことだ。

 市当局はクラブの決定を左右するような措置は一切取らず、状況を深く検討することをクラブに求めた。スポーツナビより


 さて、これらは自らの死後に愛するチームのホームグラウンドに遺骨をまいてもらい、たとえ体は滅んでも魂はクラブとともにあるという事を示したいのでしょう。

 南米ではよく行われると聞きますし、イングランドでもアンフィールドで散骨が行われたというのは雑誌での選手のインタビュー記事で見たことがありますし、最近では同じイングランドでリヴァプール永遠のライバルでもあるエヴァートンの伝説的プレーヤーであるトミー・ロートンの最後の願いがグティソン・パーク(エヴァートンのホーム)への散骨ということでしたが息子がしぶったという事を聞き及んでもいます。

 変に前例を作ってしまい、そういう人が増えすぎてもチームとしても困るのでレアルは断ったのでしょう。実際レアル・ベティスでは元々グラウンドに撒いて欲しい人々が多かったのに加えてコパ・デル・レイ(国王杯)優勝後、さらに増えたということでファン専用墓地を作ることを検討している事もあったのかもしれません。

 さて海外に対して日本では、こういったニュースは聞きません。散骨自体は葬儀方法としては注目はされているもののメジャーじゃないということでしょう。

さて仮に私が今、死んで家族が私の遺志通り散骨するとなった場合、等々力で可能だろうか?

そもそも散骨自体、かつては違法行為というイメージ
 がありました。

散骨が違法という認識の主な根拠としては、
「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない」-墓地、埋葬等に関する法律(以下、墓埋法) 第4条-
という条文と、
「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する」 -刑法第190条-
が挙げられ、後者はいわゆる死体遺棄罪です。

 しかし1991年に「墓埋法」の解釈に関して厚生省が「墓埋法は遺灰を海や山に撒く葬法は想定しておらず法の対象外である。」という旨の見解を発表し、法務省も刑法190条について「葬送のための祭祀として節度をもって行われる限り遺骨遺棄罪に該当しない。」という旨の見解を発表し葬儀方法として注目されるようになりました。

 ここで言う「節度をもった散骨」とは散骨場所としてふさわしい場所で行われたかどうかとか、粉末状にしてから撒くなどの配慮がなされていたか等によって判断されますが北海道長沼町では条例で散骨を禁止するなど未だ住民感情や場合によっては業者の思惑が絡み散骨に対する間違った認識が日本には存在しているのは事実かもしれません。
 
 さて等々力陸上競技場自体は川崎市の施設なのですが役所としては前例の無いことはしたがらないでしょうからクラブ側の判断となります。しかし今ならば後援会長が川崎市長ということもあり、そこのラインを攻めると撒けるかなと漠然と考えております。

 しかし私は死ぬ前にポルトガルへの移住と真っ赤なポルシェの購入、残暑見舞いの投函、トイレ掃除、本棚の修理、明日の晩飯の買い物とやっておかねばならぬことがたくさんあるので、まだ死ねないのですが。

 人気blogランキングへ登録しています。遺骨はスタジアムにばら撒いて欲しい人はクリックを。墓に入る予定の人もクリックしてくれるとうれしいです。

 




  

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • お葬式 散骨 海帰葬自由な発想が

    Excerpt: 東京や大阪の大都市圏を中心に近年葬儀のあり方の一つとして散骨や海洋葬などの需要があるといいます。子供がいない お墓がない 経済的な理由でお金のかかる葬儀ができない又は墓地に入るよりやすらぎを感じる海に.. Weblog: 葬式。現代社会ではどう考えればいい racked: 2007-10-14 17:21