蒼と黒の神話 −川崎蹴球浪漫譚−

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help リーダーに追加 RSS いざタイトルをこの手に掴まん@等々力陸上競技場「VS 横浜Fマリノス戦 ナビスコ杯準決勝」

<<   作成日時 : 2007/10/13 23:32   >>

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 先程(19時30分頃)、さっかりんのマリノスの所を見たら「想い(思い)は一つ、国立へ」と題するエントリを挙げているサイトが多かったですね。

 向こうは向こうで思う事はいろいろとあるのでしょうけれど、ここまで来たらどこのチームも国立のピッチに立ちたいと思うのは当然でしょう。しかし、それは僕らも同じ。

 昨年、フクアリで夢が破れたと聞いた時は悔し涙を流した。あの思いはもうしたくないし、何よりタイトル挑戦権をかけた神奈川ダービーとあれば是が非でも負ける訳には行かないのです。

・試合のポイント
 10日の試合で1−2と勝利しているため、今日は0−1で負けてもアウェーゴールにより決勝進出が決まるけれど、そこで下手に守りに入るとマリノスに押し切られてFC東京のように大逆転で敗退しかねません。

 報知の記事によると先制した公式戦は平均2・81得点を挙げていますので先制点を奪われて攻撃的に出た所を強烈なプレスからのカウンターで火だるまにされたくはありませんから、こちらが攻め切って先制してペースを握りたいですね。

 向こうのキーマンは坂田でしょう。攻守が切り替わった時に爆発的なフリーランで彼がスペースへ走りボールを引き出す動きをするのは脅威ですし、その運動量が前線からの守備にも活かされボールの動く方向を限定する事でプレスの効きを上げているのは間違いないでしょう。

 追っかけまわされるのは仕方ない事ではあるんで、ストライカーとしての仕事をさせないためにも裏のスペースは消しておきたい。そのためにこちらのラインを下げて戦う事になるだろうけれど、それは逆にジュニやテセがカウンターで持っていく場面を作りやすいかなと思う。

 続いて両チームの布陣。フロンターレの方は3番様の代わりに周平さんが出てきた以外は前回と同じ。

 対するマリノスは当初の予想通り坂田が先発してきたほか、メンバーに若干の変更がある。

 吉田の代わりに清水が入り、左サイドは小宮山が復帰したのだが右サイドバックはハユマでは那須。確かに前回、失点に絡んでしまったとは言えハユマと小宮山の両サイドバックのつるべ打ちみたいな攻撃参加が怖かった当方としては少しホッとしましたけれど、この策が当たるかどうかは試合前は判断がつきかねました。

 ・試合の展開「左サイド、疾風怒濤の如く」
 キックオフしてからしばらくはマリノスが素早い出足からペースを握ります。迎え撃つように入ってしまった形になりましたがセカンドボールは拾えず、ファーストレグではあまり見られなかったサイドチェンジを決められて押されてしまいました。

 そんな中、大島がゴール前で競り合いながらアウトサイドキックだったと思いますがひっかけてシュート。これが決まって7分でマリノス先制。決まった瞬間は頭を抱えてしまいました。またかよ〜って具合で。

 まだ決勝進出の目はありますし、まずはカウンターに気をつけながら同点に追いつく事を考えねばなりません。

 ここで左サイドのクッキーを起点に良い攻撃が出始めます。そして20分に左サイドから切り込んだヒロキが素晴らしいミドルシュート!!、カムキャノンならぬヒロキャノンw。これが決まって同点に追いつくのですが、それだけでなく試合の流れをこちに引き寄せる一発だったと思います。

 しかもこれが3シーズン半ぶりのゴールにしてJ1に昇格してからは初ゴールでしたね。いやぁ嬉しいねぇ。しかもGゾーンからはヒロキ専用コールっぽいのも登場(元ネタは三島伸也)して数年前、専用コールが無いのをボヤいてたのも一挙に解決w。

 この後も左サイドを突破する「宮崎の突貫小僧」。ガンガン攻めあがり2点目の起点となりました。左サイドを抉ったクッキーからケンゴに戻してスルーパス。これに反応したテセが叩き込みあっさりと逆転。

 歓喜に満ち溢れるGゾーンに後押しされ攻め立てるフロンターレ。35分にはケンゴからのスルーパスを受けたテセが左サイドを突破して早いクロス。これをジュニがピンポイントで合わせて3点目。久しぶりに3点と言う数字を見ましたね。

 3点とも左サイドを起点にまさに疾風怒涛のような攻撃でしたが、那須の出来と言うか、前半は消えていたように思うのを差し引いても左サイドからゲームを作るとフロンターレは何故、こうもテンポ良くゲームが作れるんでしょうか?
 
 とっても動き方が自然でしたけれど、やっぱりアウグストとマルコンの存在は戦術的に大きかったって事ですかね。その衣鉢を継ぐ事を期待されたチマルには一層の奮起を期待したいですが、これから彼を使うなら今日のクッキーのようにウイングにしてしまうのが良いでしょう。

 本当は3−1のまま行きたかったのですけれどセットプレーからの二次攻撃からニアサイドで坂田にねじ込まれてしまいます。そのまま前半を終えますが後半になって那須アウトでハユマ投入で来るかと思うと守りきれるか不明でしたので何でも良いからもう1点、取りたいものだと思いました。

 そうしたら後半になっても背番号4がピッチに立っていたので驚きでした。つまり小宮山アウトでハユマがイン。その意図は何だったのでしょうか?とは言え後半からは防戦の時間が増えるフロンターレ。

 とは言えマークを外さず、守りのリズムみたいなのが遠目からは出来ていているように見えましたので余程、とんでもないのが飛んでこない限り川島なら守りきってくれると感じました。

 何としてもあと2点とらねばならないマリノスはマルケス、続いてハーフナー・マイクを投入しますがフロンターレも井川と河村を投入し守りを固めます。

 河村の投入はテセと交代でしたが正直、テセが勝てないまでも松田や中澤と競り合ってこぼれ球を拾う事もできたりしましたけれどジュニとマギヌンが2トップっぽくなったら逆にボールが前線に収まりませんで、この時間帯が一番、ヒヤヒヤしました。

 それが変わったのが80分、ロングボールに飛び出してきた榎本哲也がパンチングでクリアしたんです。ただし、ペナルティエリアの外でしたが。

 これを見た岡田主審は躊躇う事無くレッドカードを提示。

 等々力だと一昨年の野沢以来ですか?あの時は正直、微妙でしたが今回はあからさまでした。あれは両陣営共にビックリした事でしょう。

 これを受けてサブのGK投入をしたいマリノスでしたが、逆転のために交代枠を使い切ったために松田がGKに入ります。余談ですが野沢退場の新潟戦も同じシチュエーションでしてGKに入ったのが当時、レンタルでジュビロから移籍していた菊池でしたねw。

 さて、これを見てサポもそうですが選手のサドっ気攻撃性を刺激したのか何としてもゴールを奪いたい気持ち満々なのがリスタートの時に位置につく選手を見た時に感じられました。

 しかしこういう時ほど気をつけなければなりません。点数は1点差で数的有利なら無理して試合を決めずにあしらうのも手ですからね。しかし、ここで監督も勝負に出てマギヌンに代えて黒津を投入します。まさにトドメを刺しに出てきましたって感じですね。

 ただGK松田は凄かった。ゴールマウスを守るだけではありませんで、プレスもかけてましたね。下手するとオーバーラップして来そうでした。これぞ本当の「リベロ・キーパー」とか言ってヨタこいてたのはナイショ。オシムは「あれがひょっとして未来のサッカーのスタイルかも」と言ってましたが、すでにイギータって前例がありますけれど。w
 
 

 有名なスコーピオンキックがありましたので貼っておきます。

 んでもって89分、河村のインターセプトからジュニへと繋がったボール。ジュニが突破して松田をかわしてあざ笑うようなパスを出し、これを黒津がきっちりと沈めてトドメ。ホーム側は歓喜大爆発でございました。

 マリサポの眼前に決めた選手よりも決められた松田を大々的に映す等々力の演出もどんだけ攻撃的なんですかねぇ。

 そのままアバンテを歌って試合終了。2試合の結果6−4でフロンターレが2度目の決勝進出となり相手はガンバ大阪となりました。

・想いは一つ、タイトルをこの手に
 ハーフタイムで鹿島リードの話を聞いて、常に上昇を目指して突っ走ってきた関塚体制に唯一、足りないメジャータイトルを争うのに鹿島アントラーズが相手と言うのは因縁めいたものもあり、この上ない相手だと思ってたのでアウェーゴールでガンバが上がってきたと聞いて驚きました。さすがはガンバ大阪と言った所ですね。

 奇しくも東西の「蒼と黒」のチームが上がってきた訳で、どっちが本当の「蒼と黒」かと言うのも面白いですけれど、それよりも決勝戦が「日本最高の攻撃サッカー」対決となるのが何とも言えませんね。

 しかも、それが地上波で生放送ってのが素晴らしい。願わくばこれを見てサッカーの面白さを分かってくれる人がもっと増えてくれると嬉しいです。

 そして何よりもガンバに勝って関さんが国立で胴上げされるシーンが見たいんです私は。んでもって社長は祝勝会で胴上げですぞ。だから当日は母ちゃんを質に入れてでも国立競技場に来るべし。

 俺達の願いはただ1つ、タイトルをこの手に掴む事。行くぞ国立!!

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
実は密かに期待している事があります。
期待通りになった時、うちのスタッフは何を仕込んでいるか。
小生、結構うちのオバカスタッフのファン(サポーターではありません)です。
野球場裏
2007/10/14 10:06
>野球場裏さん
 間違いなく何か仕込んでますよねw。まず何かしらグッズは出るでしょうけれど、初タイトルって事で何にひっかけるか楽しみです。
TAK
2007/10/14 19:46
どうもです。土曜日は久々にバック2階でしたが,ロスタイムは総立ちで大変なことになってました。
ナビ決勝はJリーグ主催の中立試合なので,両チームのスタメン紹介がフルで見れるのが注目です。ということは,例によって中の人はPVを相当仕込んでくるはず。。。と期待してます♪
グッズも相当出るでしょうが,7年前の轍を踏まないためにも,こちらについては事前にあんまり騒ぐのは無しにしてもらいたいな,と思ってます。
たつパパ
2007/10/14 21:02
>たつパパさん
 そうですね。作ったって言って騒いでもタイトルが取れなければ意味がありませんしね。公式に何かあるまで黙ってようと思います。
 とはいえ国立で流れるのですよねPV。いつかはフロンターレのものが流れる日が来る事を願っていましたけれどその日がやってきてとても嬉しいです。
TAK
2007/10/14 21:27

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