蒼と黒の神話 −川崎蹴球浪漫譚−

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zoom RSS これでいいのだ@広島ビックアーチ「VS サンフレッチェ広島戦」【J特】

<<   作成日時 : 2011/11/20 02:02   >>

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 先制されて追いついて、また突き放されて最後はなぜか逆転勝ち。

 相変わらずな守備の穴。綻び、繕うは攻撃力。

 良くも悪くも川崎サッカーの特徴ですが、この広島戦、今シーズンの試合の中では、かなり特徴が出た試合だったと思います。

・観戦のポイント

 まずは布陣から。

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 かなりサイドを高くしてくる広島ですが、その際にビルドアップの時点で中島、森崎、青山がサイドチェンジをすると思うので彼らに対して、いかにプレッシャーをかけるか。

 できれば逆サイドは捨てでもボールサイドで奪ってしまい、こちらがサイドチェンジを交えた速攻で攻めたい所。

 そのサイドアタックに対して、ボックス内にどれだけ人数がかけられるか。

・試合解説

 前半20分過ぎまでは完全に広島ペース。裏を狙われたくない最終ラインが、ラインを低くしたいのに中盤から前が高目になっていましたね。

 バイタルエリアを1トップ2シャドーに使われてピンチを招き、失点もバイタルエリアが広くて寿人と李がノンプレッシャーで使えた事も1つの理由です。

 その前の前線と2列目の関係の間も広島のボランチ2人とリベロに回されて、ボールの奪い所が定まらず逆サイドに振られてしまい、ブロックが用をなしていませんでした。

 開始早々に寿人の裏を取られそうになったシーンですが、青山がノンプレッシャーでしたね。

 失点シーンですが高萩に抜けられたのは前述の通りバイタルエリアで寿人も李もフリーだった事に加えて、ヒロキとケンゴが2人で寿人について行ってしまったのと、彼らが空けたスペースをカバーしに小宮山が内側に絞り切れなかったのが原因ですね。

 その前のプレーで高萩についていったケンゴが最終ラインに吸収されていた訳ですが、小宮山がラインに戻ってきた事で、寿人にはケンゴが着いて行く形にしてヒロキはスペースを埋めとくだけでも良かったのではないかと感じました。

 しかし小宮山はどちらにしろヒロキと彼の間にいた高萩を見なければ行けなかったのでギャップを突かれた形にしてしまったのは悔やまれますね。

 20分を過ぎて来て、ようやくラインがコンパクトになりボランチへの縦パスへのプレッシャーが、かかり始める事で防戦一方の展開から押し戻し始めますが、流れを変えるまでには至らず、サイドからの展開に対して裕介と小宮山が守備に時間を取られて、攻撃時に見せ場が少なかったのも確か。

 その意味で前半終了間際の同点弾は大きかったですね。ここで仕切り直しに持ち込んだおかげでハーフタイムの修正をもって、後半はいつもの広島戦になったと思います。

 失点こそしましたが前半のように翻弄される事も少なくなったし、致命的なピンチも無かったように感じます。

 こちらの攻撃面に関して言うと流れの中から崩した時、ボックス内に3人も入るようになりましたね。1点目もボールに触れた山瀬、悠サマに加えてこぼれ球を叩こうと田坂がいました。

 攻撃によってはボランチのケンゴがいましたし、決勝点のシーンもCKの二次攻撃でしたが矢島、ハンドをアピールされた菊地、ヒロキとジュニ。少し前のクロスは上げても中に1人だけとか、誰もいないと言うパターンが少なくなっただけ進歩かなと。

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 改善点は当然、あるのですが勝って自力で残留を決めたのですし、この試合に関しては「これでいいのだ」と思います。

 しかしスピーディーな速攻、サイドからの攻撃、ボックス内に人数をかけるやり方は華々しく優勝戦線に躍り出た2006年のやり方に似ています。

 そこからどのようなアレンジが加わるのか、結果は来年でしょうけれども「さわり」だけでも、天皇杯も含めた残り最低3試合の中で見せて欲しいものです。

 
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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
J1残留決定でホッとしました。
・・・が、川崎強化幹部が残留と言う「ノルマ」達成で相馬来期続投を示唆しました。
挑むとはJ1残留と言う事だったのかと初めて知りました。 呆れました。
来期、改善などできるとは個人的に思えません。
どの様な補強をするのか見えませんがタイトル獲得は夢で残留争いかなと。なんで遠まわりするのかなぁー。
ジュニはまだできると確信しましたが今季始めの発言で「今年1年がんばる」と言っていたのが気になります。
B旗ヲ
2011/11/20 07:19
お互いモチベーションが低い試合だな。広島は天皇杯も負け残留も確定し監督が退任とフロンターレは天皇杯は残ってるが開幕前の目標とは程遠い残留確定と。ずっと怪我をしていた横山に何があったのか。横山はあんなにいい選手だったかな。ケンゴが何かやらかしたみたいだし代表に呼ばれるも不思議で遠藤の代わりがいかにいないかと感じる。開幕前の目標を忘れてやっと残留を決めただけなのに来年も相馬でいくのは納得できない。 相馬を補佐するコーチも引退して経験のないOBばかりだし怪我人のケアをするフィジカルコーチトレーナーも酷いし人事は問題だらけだ。 選手補強もFWやらGKで肝心なCBの補強がないしね。
元川崎市民
2011/11/20 13:02
覚悟はしてましたが、やはり続投ですね。
以前にも言いましたが、続投は、まあ仕方ないとは思うのですが、重要なのは続投の明確な理由をきちんと説明する場所を設けることと、コーチ・スタッフの入れ換え、的確な補強をするということに尽きると思います。
相馬監督のバックアップをするということであれば、後ろ2つは必須です。
スポニチには「現体制でいく」と言っていたとのことですが、相馬監督続投は半ば仕方ないとしても、コーチやスタッフの留任だけは絶対に許せないです。
富士通フロンターレではなく川崎フロンターレであると言うなら、そういった手順は踏めるはずだし、踏んで然るべきです。
KK
2011/11/20 15:03
どもです、ひとまず残留が決まってくれてホッとしています。ただケンゴの言ったとおり、この位置に甘んじてはいけないので、せめて少しでも上の順位で終わってほしいところです。

良くも悪くもフロンターレらしい、泥臭くも派手な勝ち方でしたね。昔ほどの破壊力は無いですが、泥沼にハマった一時に比べたら内容は遥かにマシでしょう。確かに関さん時代の戦い方に似ている感を感じましたが、あくまで現段階では劣化版の感がありますので、相馬さんはここから現有戦力の入れ替えを含め、どうプラスアルファを付け加えるんでしょうかねぇ。不安もありますが、そこも来シーズンのお楽しみでありましょう。

皆さんの言うとおり、オニさんはともかく、コーチ陣のテコ入れは必須でしょう。若手育成に長けた人に来てほしい、と切望したいですが、まずは選手・首脳陣含めてディフェンス陣の強化をお願いしたいですね(苦笑)。

ともかく、次回のホーム最終戦でホームでの連敗を止めて、気持ちよくシーズンを終えたい所ですね。相手がマリノスだけに尚更です。
並河悠斗
2011/11/20 23:33
>皆さん
 色々とご意見はあるでしょうが、開幕前は「狙うはタイトル」みたいな発言に対して、残留したら御の字みたいな感じがありましたでしょ。
 そういう意味ではノルマ達成かなと思ってます。続投示唆についてはスポニチですから信用できません。
 もっとも私は続投濃厚と考えてますが、当然の事ながら補強が選手・コーチングスタッフに必要なのは論を待ちません。
TAK
2011/11/21 22:10
どもです、反論するようで申し訳ないですが…確かに今シーズンに関しては兎にも角にも、残留で御の字だとは思いましたが、まさかこれほど苦戦を強いられるとは誰しも思わなかったのではないでしょうか。

何はともあれ、今シーズンの検証はこれからなされるでしょうし、まあ来期の編成はその後に話が出るでしょうし、これまでも「相馬さんの進退より、バックアップ体制の整備を」言ってきたのでしばらくは静観します。ただひとつ言えることは、いちフロサポとして不安もあるが、そう思っても仕方がないと思うのは私もそうですよ。今シーズンはジェットコースターのようなシーズンでしたし(苦笑)。

ま、とにかく等々力での連敗を止めて来シーズンを迎えたいですよねぇ。
並河悠斗
2011/11/21 23:00
>並河悠斗さん
 確かに8連敗は目を引きましたよね。特に5〜6月が調子良かった分だけ特に。
 かなり選手・スタッフともに平均年齢が下がり経験値と言う面ではかなり不安のあるチームでしたからね。
 正直、今のマリノス相手に今のフロンターレでは不安は多いですが、仰る通り等々力で勝ってモヤモヤを少しでも解消してもらいたいものです。
TAK
2011/11/21 23:24
わたしはタイトルなんてリップサービスを論拠にクラブを批判してるわけじゃないですよ。。。
新体制発表会のときに、庄子さんは今年の目標としてタイトル以外に具体的なことを言っていました。
攻撃力はそのままに、課題である失点数を減らすということです。
おそらく、これが建前抜きの今年の大目標だったはずです。
で、この大目標をちょっとも達成することなく、かえってマイナスになっちゃってるわけです。。。
なので、残留がノルマなどと思ったり、そこを評価するなどということは有り得ません。
これって結構重要な問題だと思ってます。
いかにリップサービスでも、プロである以上言ったことには責任が生じます。
いかにも日本的な「そこは察してよ」という表向きの発言は、プロスポーツでは揚げ足をとられる原因になりますからね。
そうなると批判の論拠がズレちゃって、失敗から学んだりする前向きな議論にならないじゃないですか。
だから、わたしは今年のように批判が噴出するような大きな失敗をしてしまったときこそ、明確な説明をする責任がクラブにあると思ってます。
KK
2011/11/22 02:00
>KKさん
 スポニチの書き方がミスリードさせる書き方なので、あれがそもそも気に入らないですね。
 仰る通り残留はノルマではなくて大前提で、そこから今シーズンの総括と来シーズンへの計画が策定されるべきですし、そこは曖昧な部分を無くしてもらわなければなりません。
 しかし外部へ発信する場合、どこの国のどこの分野であれ言える事と言えない事はあって当然の話ですし、Jリーグで言えば、この時期では特にデリケートな内容を含みます。
 今は無理でも新体制発表会なのか、別途サポーターカンファレンスがあるのかは分かりませんが、そう言った説明の場はあると思います。
TAK
2011/11/23 00:13

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